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くらしの情報箱

【いま注目の情報箱】文具ソムリエール菅未里おすすめ オフィスで活躍する最新文房具

【いま注目の情報箱】文具ソムリエール菅未里おすすめ オフィスで活躍する最新文房具

新型コロナの感染が落ち着きはじめ、在宅勤務から出社に切り替えた方も多いのではないでしょうか。
出社して対面でコミュニケーションを取ることでスムーズに進む仕事もあり、オフラインのよさをあらためて感じるシーンも少なくないでしょう。デジタル化が進むオフィスでも紙の資料をもらったり、取引先でメモをとったり、まだまだアナログな文房具が役立ちます。
そこで今回はオフィスで活躍する最新文房具をご紹介します。

パイロット フリクションボールノックゾーン

「擦ると消えるボールペン」でお馴染みのフリクションボールペン、消せるだけでも便利ですが最新版は消せるだけではないとご存知でしょうか。

これまでフリクションボールペンのユーザーの方の中には「インキが少し薄く感じる」という方もいました。しかし、最新のフリクションはインキ濃度をアップさせ、濃く書ける「プレミアムフリクションインキ」を使用しているため、一般的なボールペンと見分けがつかないほどに濃く書くことができます。

またリフィルは容量を従来品と比べて約70%増量しているので、交換頻度が少なく済みます。リフィルの購入は面倒なのでありがたいですね。

さらに注目したいのはノック音の静かさです。ボールペンをノックする癖がある方は、気付くとカチャカチャと音を立てて周りにプレッシャーを与えていないでしょうか。フリクションボールノックゾーンはノック音を従来品と比べて78%カットしているので、とても静かになっています。職場の緊張感も和らぎそうです。

インキが濃くなり、面倒なリフィル交換の頻度を減らし、ノック音も静かに改良した至れり尽くせりの最新フリクションボールペンはビジネスシーンにぴったりです。

● フリクションボールノックゾーン (上段)各550円 /(下段左)各2200円 /(下段右)各3300円

リヒトラブ スタンドメモ

メモ帳をどこに置いたのかわからなくなった経験は誰にでもあるでしょう。
「スタンドメモ」はその名の通り自立するメモで、手のひらサイズのリングメモの形をしています。シンプルな作りですが表紙と裏表紙に滑り止めがついているため簡単に自立させることが可能です。メモ帳は手帳や資料の間に挟まってどこにいったのかわからなくなることがありますが、デスクで自立させておくことで見失うことも少なくなります。忘れてはいけないタスクをメモに書いて、看板のように卓上に立てて置くことで仕事のうっかり忘れの防止にも役立ちます。

さらに、スタンドメモはリング部分のとじ具が開閉できるため、ルーズリーフバインダーのようにメモの中身を差し替えられます。
ページをリングから外して一枚ずつ並べてコピーを取ることもできて、書いた内容をまとめたり編集したりと便利ですよ。

● スタンドメモ 各396円

キングジム ホルサック クリアーホルダーファイル

ペーパーレスといわれながらも、まだまだ紙の資料が多い会社がほとんどなのではないでしょうか。自分でプリントした資料や取引先からいただいたパンフレットなど、毎日、紙、紙、紙の山…。

大量の紙の資料は整理整頓が重要です。特に会社で最も使用頻度が高いのはクリアーホルダーでしょう。クリアーホルダーは机の上に重ねておくと、積み重なって下の資料が見えなくなり、埋もれてしまいます。

そこで使いたいのが「ホルサック クリアーホルダーファイル」です。一般的なファイルに見えますが「クリアーホルダーを入れるファイル」なんです。

ファイルを開くと、中に一般的なファイルのような透明ポケットはついていません。そのかわりにツメのようなパーツが並んでいます。このツメにクリアーホルダーを引っかけて保存する仕組みです。

クリアーホルダーをファイリングするだけで、本のページのようにパラパラとめくることができるため、複数冊あるクリアーホルダーもすぐに目的の物が見つかり仕事がスムーズにすすみます。

● ホルサック クリアーホルダーファイル 6枚収納 各605円 / 12枚収納 各803円

シヤチハタ ふりがな印

自分の名前を正しく読んでもらえず間違いを指摘するのも憚られ、気まずい思いをするという方に朗報です。
「ふりがな印」はふりがな付きの名前ハンコです。

実は私も「菅未里」と書いて「かんみさと」と読みますが、「すが」と間違われたり、なぜか「あかり」だと思われていたりすることがあります。読み方が複数ある名前の方は間違われることに慣れているかもしれませんが、できれば正しく呼んでもらいたいですよね。

例えば名刺にはふりがながふられていることがほとんどですが、名刺交換は一度きり。社内では名刺交換を行わない同僚も多いので、実は目にする機会が多いハンコは読み方をアピールするには便利なツールなんです。

● ネーム9 ふりがな印 各2640円


アナログな文房具も進化している

昔からある文房具はそんなに使い勝手は変わらないよね、と思っていませんでしたか?ボールペンやメモなどシンプルな作りに思える文房具も年々進化しています。
機能がプラスワンされた文房具はきっと皆さんのお仕事を助けてくれるでしょう。
ぜひこの機会に文房具を新調してみてください。


菅 未里 | Misatо  Kan

文具ソムリエール
文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。国内外で商品や売り場の企画・監修、各種メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行う。著書に『私の好きな 文房具の秘密』(エイ出版社)、『仕事を効率化するビジネス文具』(ポプラ社)、『毎日が楽しくなる きらめき文房具』(KADOKAWA)など。


※価格には消費税が含まれています。

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