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みんなの疑問

その日本語はあっている!?
大人の日本語講座

その日本語はあっている!?<br>大人の日本語講座

皆さん、正しい日本語を使っていますか?
少し不安だな…というあなたに、今回はオフィスで間違いやすい日本語をご紹介します。

慣用句、ことわざ編

このたびのご指名…
「私では役不足ですが、頑張ります!」

自分の力が足りない場合は「力不足」が正解。
「役不足」は持っている力量に対して役目が軽いこと。

「とんでもございません」

正しくは「とんでもないことでございます
「とんでもない」はそれだけでひとつの言葉です。ですから、「とんでも」と「ない」は切り離すことはできないのです。

「ケンケンガクガク」

正しくは「侃々諤々(カンカンガクガク)・・・みんなが盛んに議論すること。
喧々囂々(ケンケンゴウゴウ)・・・人の声でやかましく騒がしい様子。

ほかには

「情けは人の為ならず、手助けはしませんよ!」→ ×
「情けは人の為ならず、どうぞ甘えてください」→

「情けは人の為ならず」は人に対して情けをかけておけば、巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味の言葉。

「計画の成功は火をみるより明らかですね!」→ ×
失敗に終わるのは火をみるより明らかだ」→

「火をみるより明らか」は結果が望ましくない場合に使う。

「学歴が低いことに負い目を感じる」→ ×
「学歴が低いことに引け目を感じる」→

「負い目」は自分に非があるときに感じ、「引け目」は自分が劣っているときに感じること。

「季節柄、お体をご自愛ください」→ ×
「季節柄、ご自愛ください」→

「自愛」とは自分の体を大切にするという意味なので「お体を」は不要。

足元をすくわれる」→ ×
をすくわれる」→

「足をすくわれる」は油断していた隙を突かれるという意味の言葉。

を濁す」→ ×
言葉を濁す」→

「言葉を濁す」は明言せずあいまいに言うこと。

敬語編

「たしかに部長に申し上げておきます」

伝える相手が社内の人の場合は「申し伝えます」が正解。
「申し上げる」は「言う」の謙譲語です。

「少し、お声が聞き取りにくいのですが…」

相手に非がないように伝えるには「恐れ入ります、少々お電話が遠いのですが…」と言いましょう。

「山田はお休みをいただいております」

お休みをいただいたのは相手ではなく、自分の会社からなので、この場合は「お休みしております」が正解。

ほかには

「企画書をご拝読いただけますよう…」→ ×
「企画書をご覧いただけましたでしょうか」→

「拝読」は慎んで読ませていただくという謙譲語。自分以外の人、ましてや、目上の人には使わない。

「部長、私もお力添えします」→ ×
「部長、私にもぜひ協力させてください」→

「力添え」は「力を貸す」という意味。これでは相手に能力がないと言っているようなもの。

「関係者様各位」→ ×
「関係者各位」→

「各位」にはそれ自体が敬称の意味を含んでいるので、「各位」を使用する場合「様」などの敬称は不要。

「ご利用できます」→ ×
「ご利用になれます」→

「ご(お)~できる」はへりくだった言い方。相手の行為をいう場合は「ご(お)~になれる」の尊敬語を使う。

表記(かな)編

「社外秘の資料を配布します」

配付」が正解。
「配付」は特定の人に配ること、「配布」は多くの人に行き渡らせること。

ほかには

正しく謝罪の意を伝えるには
「すません」→ ×
「すません」→

「間髪入れず」の読み方は
「かんついれず」→ ×
「かんついれず」→

「早急にお願い」の読み方は
そうきゅうにおねがい」→ ×
さっきゅうにおねがい」→

「きょうみしんしん」の書き方は
「興味深々」→ ×
「興味津々」→

反省するときは
「みずからをみる」→ ×
「みずからをみる」→

実践編!二重下線部分を正しい日本語に直しましょう。

気が置ける相手との食事は楽しい。

一抹の望みにかけてみよう。

汚名を挽回するチャンス!

④ サプライズゲストの登場でいやがおうにも盛り上がった。

⑤ 前回の二の舞を踏まないように頑張る。

⑥「書類を、見させていただきます

⑦「部長、ご苦労様です」

⑧「私はコーヒーにしますが、部長は何をいただきますか

⑨「部長、ネクタイが曲がっていらっしゃいます

⑩ パソコンで写真を修正する。

⑪ 彼は、案の上失敗した。

危機一発のところで難を免れる。

正解は

① 気が置けない ② 一縷(いちる)の望み ③ 汚名を返上 ④ いやがうえ ⑤ 演じない ⑥ 拝見します ⑦ お疲れ様 ⑧ 召し上がりますか ⑨ 曲がっています ⑩ 修整 ⑪ 案の定 ⑫ 危機一髪


※この記事は冊子『Wa。vol.23』に掲載されたものです。

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