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社宅の知識

【地域の賃貸慣習】《第10回宮崎県編 パート2》県内の賃貸慣習や必要な費用を公開!

【地域の賃貸慣習】《第10回宮崎県編 パート2》県内の賃貸慣習や必要な費用を公開!

賃貸管理を主幹事業とする“ハウスメイト”だからこそわかる、日本全国の「賃貸不動産」の特徴を解説する本企画。第10回目は、南国ムード漂う宮崎県での社宅選びのポイントや、暮らしに役立つ情報を3つのパートに分けてお届けします。

パート2では、宮崎県内のハウスメイトショップの協力を得て、宮崎県における賃貸契約上の慣習や賃貸住宅を借りるときの費用について解説します。
※本記事のデータは、2019年1月1日~2023年12月31日までに取り扱った契約データを元にしています。

賃貸契約上の慣習

敷金と礼金の傾向

ではさっそく賃貸契約につきものの敷金・礼金からチェックしていきましょう。
まずは敷金の傾向です。以下のグラフに、単身向け物件、ファミリー向け物件それぞれの過去5年の敷金発生率の推移をまとめました。

敷金発生率

単身向け物件、ファミリー向け物件ともに、2019年から2023年の推移を俯瞰すると、やや発生率が下がっています。特徴的なのは、5年間のいずれも、単身向け物件より、ファミリー向け物件のほうが、敷金の発生率が低くなっている点です。

次に、敷金が何ヶ月分必要なのかも見ていきましょう。単身向け物件、ファミリー向け物件の順にグラフを用意しました。

単身向け物件 敷金の傾向

単身向け物件で敷金が発生する場合、賃料の0.5ヶ月(半月)分か1ヶ月分かのいずれかになります。2020年までは、0.5ヶ月の物件より、1ヶ月の物件のほうが多かったのですが、2021年以降は両者が逆転し、1ヶ月の物件より、0.5ヶ月の物件のほうが多くなっています。敷金の負担が、少しずつ軽減されているといえるのかもしれません。

ファミリー向け物件 敷金の傾向

続いてファミリー向け物件もチェックしましょう。こちらは過去5年とも一貫して、敷金が1ヶ月分かかる物件より、0.5ヶ月分の物件のほうが多くなっています。2023年では、1ヶ月の物件が全体の6%にまで減りました。敷金無しの物件も、5年間で見ると増加傾向にあるため、ファミリー物件も敷金の負担は5年前より軽減されていると考えられます。

では、礼金はどうでしょうか。過去5年間における礼金発生率の推移を、以下のグラフにまとめました。

礼金発生率

敷金とは異なり、礼金は発生率が上昇傾向にあります。
特に県北エリア(延岡市・門川町・日向市など)では、退去時の精算に要する費用を敷金という名目で預かることは少なく、礼金を清掃費に充当することが多くなっています。
また、賃貸借契約書には「礼金を超える原状回復費用が生じた場合、その費用は借主にて実費負担するものとする」といった文言が入ることが少なくありません。これは「清算費用が礼金の額を超えたときは、超過分を入居者が負担する」という意味です。
礼金にこのような慣習があるため、敷金については発生率や◯ヶ月分といった負担額が抑えられているのかもしれません。

では、単身向け物件、ファミリー向け物件、それぞれ礼金が何ヶ月必要かも見ていきましょう。

単身向け物件 礼金の傾向

単身向け物件で礼金が必要な場合は、敷金と同様に、賃料の0.5ヶ月分か1ヶ月分のいずれかの負担になるようです。
5年間すべてで、0.5ヶ月より1ヶ月の物件のほうが多く、敷金よりも金額的に高くなる傾向があります。

ファミリー向け物件 礼金の傾向

ファミリー向け物件のグラフを見ても、礼金が敷金より負担が大きくなりがちだということがわかります。
この点は、ほかのエリアから転居してきた人にとって戸惑うところかもしれません。

更新費用がかかる物件も

宮崎県では、敷金と礼金のほかに、更新費用がかかる物件が急増しています。
以下のグラフに、更新費用の発生率の推移をまとめました。

更新費用発生率

2019年時点では、更新費用が必要な物件は全体の2割しかありませんでしたが、年々増加傾向にあり、2023年には半数に迫るまでに増加しました。

なお、更新費用の名目としては、「更新料」か「更新事務手数料」のいずれになります。
両者の比率と推移もグラフにまとめてみました。

更新費用の傾向

グラフを見ると、過去3年の更新事務手数料の増加が目立ちます。
更新事務手数料の金額としては、5,000円から10,000円くらいの範囲が多いでしょう。

そのほかの注意したい費用

ほかにも、宮崎県で賃貸物件を借りるときに、慣習的に覚えておいたほうがよい点をお知らせします。

入居中にかかる費用

まず入居中にかかる費用として、「24時間サポート」や「衛生管理費」が必要な物件が増えてきています。
また、宮崎県は車社会ですので、一部のエリアを除いて自家用車が欠かせず、駐車場代の負担も念頭におかなければなりません。物件によっては、「賃料に2台分の駐車場代が含まれる」といったケースもありますので、駐車場が必要な場合は、事前に費用について確認しておきましょう。

退去時にかかる費用

また、物件を退去するときも、注意しておきたい慣習があります。
まず退去時の賃料は、日割りで精算される場合が多いでしょう。この点は、退去に伴う引っ越しの日程を決めるときなどに助けになると思います。
ほか、短期間で退去する場合は、短期解約違約金がかかる物件があることも覚えておきましょう。
1年未満で退去した場合、賃料1ヶ月分の違約金がかかる物件が主流ですが、「1年未満は2ヶ月、2年未満は1ヶ月」といったように、より負担が大きくなりやすい物件もあるため、短期間で物件を解約する可能性があるときは、契約時に確認しておいたほうがよいでしょう。


以上、パート2では、宮崎県で物件を借りるときにチェックしたい賃貸慣習を取り上げました。
次回、パート3では、宮崎県に暮らす魅力や生活の注意点について解説します。


情報協力

●ハウスメイトショップ 宮崎瀬頭店
〒880-0867 宮崎県宮崎市瀬頭2丁目1-1
TEL.0985-31-0005
・営業時間:9:00~18:00
・定休日:水曜
・アクセス:日豊本線宮崎駅 徒歩13分
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ハウスメイトネットワーク 延岡店
〒882-0845 宮崎県延岡市安賀多町4-3-1
TEL.0982-33-1192
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