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社宅の知識

社宅におけるトラブルランキング PART.2

社宅におけるトラブルランキング PART.2

社宅ご入居者様や企業の社宅担当者様に、ぜひ知っておいていただきたい「社宅におけるトラブル」。いったいどんなトラブルが起こりやすいのか、PART.1に引き続き、よくある社宅のトラブル事例をランキング形式でご紹介します。
PART.2では、ランキングの4位から下位を詳しくご説明しましょう。

《 社宅におけるトラブルランキング TOP10》

 ・ 第1位 個人負担分費用(駐車場、町費など)の未納
 ・ 第2位 退去時の不在立会いによる思わぬ請求
 ・ 第3位 退去時の喫煙による高額請求
 ・ 第4位 設備の不具合
 ・ 第5位 社宅規程を把握していない事による退去時の個人負担分費用未了承
 ・ 第6位 騒音トラブル
 ・ 第7位 入居中の不具合を管理会社へ未報告による原状回復費のトラブル
 ・ 第8位 賃料・共益費の値上げ
 ・ 第9位 立退き(建物老朽化や海外家主帰国など)
 ・ 第10位 管理会社への意見・要望

※ハウスメイト調べ。問い合わせの多い順。

【 第4位 】設備の不具合

4番目に多いトラブルは、設備の不具合に関するものです。
社宅に限ったことではありませんが、エアコン、給湯器、トイレ、水道などに不具合が発生したら、躊躇せず早めに管理会社へ連絡しましょう。

エアコンなどの設備を故障したまま使い続けると、退去時に費用(原状回復費)を請求されることがありますのでご注意ください。こちらについては、第7位の項目で詳しくご紹介します。

当社の管理物件には「ハウスメイトシステム24」という
24時間住宅管理サービスを導入している物件があります。トラブルが発生したらお電話か会員向けwebサイト『お部屋+(プラス)』からご連絡をいただくと、当社グループ会社の専門スタッフが対応させていただきます。いざという時も安心なサービスです。

「ハウスメイトシステム24」についてはこちら ↓
https://www.housemate-navi.jp/anshin/system24.html

【 第5位 】社宅規程を把握していない事による退去時の個人負担分費用未了承

第5位は、「社宅におけるトラブルランキング PART.1」の第1位「個人負担分費用(駐車場、町費など)の未納」の項目でもご紹介した、「会社が負担してくれると思っていた費用が自己負担だった」というトラブルです。
繰り返しになりますが、このトラブルを未然に防ぐには「社宅規程」をよく確認しておくことが大切です。

退去時には、ハウスクリーニング代、鍵交換代、原状回復費などについて、会社負担か自己負担かをよく確認しましょう。
社宅規程のなかには、「退去する理由が会社都合(転勤など)の場合は会社負担、自己都合(結婚など)の場合は自己負担」といったように、細かく決められていることもあります。

入居時だけでなく、退去時もいま一度、社宅規程のご確認をお願いします。
下記もあわせてご覧ください。↓

【 第6位 】騒音トラブル

騒音トラブルも社宅に限ったことではありませんが、コロナ禍で在宅ワークが増えたことから、増加傾向にあります。
騒音のトラブルについては、下記の記事で詳しくご説明していますので、ぜひご一読ください。↓

【 第7位 】入居中の不具合を管理会社へ未報告による原状回復費のトラブル

設備に不具合があっても普段の生活に支障がなかったり、少しくらいの不具合だったりすると、管理会社へ連絡せず、そのまま住み続けてしまう方が結構いらっしゃいます。
第7位は、そういった不具合を管理会社へ報告しないまま住み続けたことによる退去時に発生するトラブルです。

入居中に設備の修理や修繕を行う場合は保険が適用されることがあります。一方で、退去まで不具合を報告せずに使い続けてしまうと、退去の際に原状回復費としてご入居者様負担の費用が発生する場合があります。

設備に不具合が発生したら、すぐに管理会社へ連絡してください。ご自身の不注意で起きてしまった破損や汚損などについても、そのまま放置せず管理会社へ報告しましょう。

《 未報告の不具合や破損・汚損の事例 》
・エアコンや給湯器の故障
・洗面台のヒビ割れ(化粧品の瓶などを落としたことによるもの)
・水漏れ
・クローゼット、浴室、水回りのカビ(早めに連絡し対処法を検討しましょう)
・網入りガラスの破損(日光があたり膨張して割れることがあります)

退去時の精算に関するトラブルは多く、交渉が退去後まで長引くこともあります。
当社には「らくらく定額精算」というサービスがあり、退去時の精算費用として事前に一定料金をお支払いいただくと、それ以上の費用が発生した場合でも追加請求されません。
社宅担当者様の業務軽減に繋がりますので、ご興味のある方はぜひ当社までお問い合わせください。
※本サービスのご利用は「社宅代行サービス(バリューエキストラ)」のご契約が必要です。

【 第8位 】賃料・共益費の値上げ

社宅に限らず、賃料や共益費が値上げされることがあります。更新のタイミングで値上げとなることが多いのですが、稀に入居中であっても値上げされる場合がありますので、ご承知おきください。
さまざまなものが値上がりしている昨今、賃料や共益費の値上げも増えている印象です。

【 第9位 】立退き(建物老朽化や海外家主帰国など)

件数としては多くありませんが、建物の老朽化や家主様のご都合で立退きを依頼されることもあります。
通常このような場合は半年くらい前に連絡があり、引っ越し費用を補助してくれるなど金銭面のサポートのあることが多いようです。


今回は、2回に分けて、社宅におけるトラブルをランキング形式でご紹介しました。
お読みいただくとおわかりのように、トラブルには未然に防ぐことができるものもあります。とくに社宅では、勤務先の社宅規程をよくご確認いただくことで、いくつかのトラブルを回避できると思います。
この記事が、少しでもトラブルのない快適な社宅ライフを送る手助けになれば幸いです。




ハウスメイト 法人事業本部 代行課 妹尾 昌弘
2013年、ハウスメイトパートナーズ入社。3年間契約課に従事した後、ハウスメイトショップやハウスメイトマネジメントを経て、2021年10月より現職。年間約2万件の社宅解約業務を担当する。

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