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お部屋+(プラス)メンバー特別企画!「白鶴酒造 工場見学&試飲会」イベントレポート

お部屋+(プラス)メンバー特別企画!「白鶴酒造 工場見学&試飲会」イベントレポート

ハウスメイトの入居者様向けサービス「お部屋+(プラス)」では、メンバーの方々に向けて多彩なイベントを展開しています。
今回は、弊社お取引先の白鶴酒造株式会社様とコラボレーションしたメンバー特別企画として、同社の本社がある神戸市東灘区にて、日本酒をテーマにしたイベントを開催。日本酒や酒どころ「灘五郷」などについての知識を得られるセミナーに、同社の工場や白鶴酒造資料館を見学できるツアー、そして日本酒ファン垂涎の無料試飲会と、盛りだくさんの内容で行われました。
折しも日本酒が恋しくなる季節、2024年1月20日(土)に実施されたイベントの様子をレポートします。

笑顔あふれる日本酒セミナー

イベント当日は、同社総務人事部の林寿和さんと吉田一真さんによる日本酒セミナーからスタート。まずはアイスブレイクとして、日本酒にまつわる基礎的な知識がクイズ形式で紹介されました。「白鶴酒造は日本酒以外の商品を販売している?」といった質問に、参加者の方々が「◯」か「×」で回答する場面も。答えが「◯」のときは、同社の人気商品「白鶴 まる」がスクリーンに映し出されるといった遊び心に、思わず笑みがこぼれます。ちなみに、同社は日本酒以外にも、フレッシュでクリアな味わいのリキュール「ZIMA」や、香り豊かなホワイトエールビール「BLUE MOON」といったお酒を扱い、更に酒造りの知見を活かした化粧品も展開しています。読者のみなさんは、ご存知でしたか?
そんなふうに、あちらこちらで笑顔が見られる和やかな雰囲気のもとセミナーは進行し、日本酒の製造工程、酒造業界の現状や展望、同社の世界的な市場への取り組みなども紹介されました。
また、純米酒や吟醸酒などの日本酒の分類法や、日本酒は和食だけではなく世界の料理とマリアージュできること、日本酒を楽しむ合間に水を飲む「和らぎ水」の重要性といったお話にも、みなさん興味深く耳を傾けていました。

セミナーでは講師として登壇いただいた吉田一真さん
笑いも交えて、楽しく学ぶことができました

酒造りの伝統を体感できる資料館

セミナーのあとは、同社の工場や白鶴酒造資料館を2つのグループに分かれて見学。取材チームは、まず白鶴酒造資料館の見学に同行させていただくことに。大正初期に建造された酒蔵を改造した資料館は、同社に伝わる酒造りの設備や道具を展示するだけではなく、等身大の人形を随所に配して酒造工程を立体的に紹介しています。
洗米にはじまり、蒸米、放冷、麹取込み、酛仕込み、醪仕込み・醪出し、上槽、滓引き・火入れ、貯蔵、そして樽詰までの伝統的な酒造りの工程を、吉田さんの解説を聞きながら見てまわります。江戸時代から連綿と伝わる酒造りの技法にふれて、参加者の方々も感心しきりでした。

酛(酒母)をすり潰す「酛摺り」の作業を再現した展示
作業の時間を見計らうために、地方ごとに独特の「酛摺り唄」が歌われたそう

貴重な機会となった工場見学

資料館の次は、工場の見学に。イベント時など以外は一般の見学を受け付けていないとのことで、今回は貴重な機会となりました。
大きな工場を目の前に、どのようにお酒が造られているのか想像し、ワクワクが抑えきれません。
工場でも吉田さんが、洗米から蒸米、製麴……といった酒造工程に沿って案内してくださり、資料館で見たばかりの伝統的な酒造りと対比できる工程も多くありました。技術の発展に驚くとともに、現代の酒造りにおいても、同社が長年培ってきたノウハウが活かされていることを知り、改めて歴史の重みを感じました。

工場内は残念ながら撮影禁止
代わりに工場の屋上から撮影した眺望をお届けします
奥にそびえる六甲山から瀬戸内海へと吹き下ろす「六甲おろし」も
灘の酒造りに欠かせない要素です

試飲会で盛り上がり、ほろ酔い気分で閉会

見学を終えたあとは、セミナーが行われた部屋に戻り、お楽しみの試飲会がはじまりました。試飲会では、同社商品の最高峰「超特撰 白鶴天空 袋吊り 純米大吟醸 山田錦」を筆頭に、同社の若手商品開発プロジェクト「別鶴(べっかく)」から誕生した新感覚の日本酒シリーズ「黄昏のテレスコープ」「木漏れ日のムシメガネ」「陽だまりのシュノーケル」の3種に、シャンパンのように発泡する「白鶴 日本酒スパークリング 米のおもい」が提供されました。参加者の方々からは、「いろいろなお酒を試せて楽しい!」「ふだん日本酒はあまり飲まないのだけれど、今日のお酒は最高!」といったお話を伺うことができました。

和気あいあいと日本酒を味わい、参加者の方々でお話が弾むシーンも

また試飲会場では、吉田さんが「きき酒」の手順をレクチャー。「白鶴 大吟醸」「特撰 白鶴 特別純米酒 山田錦」「白鶴 まる」の3種類のお酒が用意され、ラベルを隠した状態で参加者の方々が試飲したあと、どのお酒かを当てるコーナーも盛り上がりました。それぞれ香りを嗅いだり、口に含んだりしたときに、「お酒によって、香りや味わいが全然違う」といった声が聞こえてきました。全問正解した人が多くいたのは、さすがの一言。
イベントの最後には、参加者の方々にお土産の日本酒をお渡しして、盛況のうちにイベントを終えることができました。

ご参加くださった方々と記念撮影
おなじみの「まる」のポーズでにっこり

知れば知るほど、おいしく、楽しくなるのが日本酒
いろいろな料理と合わせて、気軽に味わってほしい

<講師紹介>

白鶴酒造株式会社
総務人事部 課長
林 寿和(はやし としかず)さん

2001年、白鶴酒造株式会社に入社。大阪支社、金沢支店、東京支社を経て、14年5月より総務人事部。最近のマイブームは、1歳の娘さんを胴上げして、筋トレをすること。

白鶴酒造株式会社
総務人事部 課長代理
吉田 一真(よしだ かずま)さん

2007年、白鶴酒造株式会社に入社。品質保証部、灘魚崎工場を経て、19年4月より総務人事部。現在は採用業務を担う。最近のマイブームはゴルフ。

林さん:本日はたくさんの方々にご参加いただきまして、まことにありがとうございました。私たちの話を熱心に聞いてくださって、日本酒に興味のある方がまだまだ多くいらっしゃることを改めて実感しました。
吉田さん:私たちメーカーは、お客様と直接コミュニケーションをとることがそれほど多くありません。このたび、貴重な接点をいただいたことに感謝しています。日本酒を試飲されて喜ばれているお客様のお顔を見たときは、本当に嬉しい気持ちになりました。
林さん:日本酒は特別なときに飲むものだと思っている人も多いのですが、もちろん普段の家庭料理にも合わせやすいお酒なんです。イベントにご参加いただいた方々のなかには、ふだんは日本酒を飲まれないという方もいらっしゃいましたが、試飲のときに「おいしい!」と言ってくださったので、これをきっかけにご家庭でも楽しんでいただけるといいですね。日本酒はどんな食事にも溶け込みます。当社の日本酒はもちろん、日本全国に酒蔵がたくさんありますので、いろいろなお酒と料理の組み合わせをぜひ試してみてください。
吉田さん:日本酒は、冷やしてもあたためてもおいしい不思議なお酒です。また、器によって味わいが変わるのも、日本酒のおもしろいところではないでしょうか。そんな日本酒についての知識が増えれば増えるほど、楽しみ方も広がっていきます。日本酒は奥が深く、とっつきにくい印象を持つ人もいるかもしれませんが、まずは気軽に味わってほしいですね。

白鶴酒造や白鶴酒造資料館をもっと知りたい!

白鶴酒造株式会社
https://www.hakutsuru.co.jp/

白鶴酒造資料館について
https://www.hakutsuru.co.jp/community/shiryo/

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