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社宅の知識

【地域の賃貸慣習】《第2回 北海道編》 パート1.北国特有のルールも多い。北海道の賃貸慣習

【地域の賃貸慣習】《第2回 北海道編》 パート1.北国特有のルールも多い。北海道の賃貸慣習

賃貸管理を主幹事業とする“ハウスメイト”だからこそわかる、地域ごとの「賃貸不動産」の特徴をお届けします!
第2回の北海道編では、道内の賃貸慣習や地域の魅力、居住する上での注意点などを3つのパートに分けて連載します。

パート1では「北海道の賃貸慣習」を取り上げます。

北海道での一般的な賃貸慣習

パート1では「北海道の賃貸慣習」を取り上げます。

賃貸物件の契約条件

まず北海道の賃貸物件の一般的な契約条件について整理してみましょう。
契約期間や礼金・敷金の扱い、更新条件、退去時の精算方法、解約時の賃料計算について、以下の表のようにまとめました。

表内の更新条件については、かつては更新料、更新事務手数料とも「無し」の物件が多かったのですが、現在は物件や管理会社によって異なり、全体の1~2割程度の物件が「有り」になっています。
また、解約時の賃料計算については、「日割」で計算することはほとんどなく、15日単位の「半月割」か、丸1ヶ月分の「月割」が大半を占めます。

このほか、契約に際して注意したい慣習に、「2年未満解約違約金」と「冬期解約違約金」があります。
2年未満解約違約金は、物件をはじめて契約したときから2年間の契約期間を待たずに解約した場合にかかる違約金で、敷金が充当されることが多いでしょう。
冬期解約違約金は北海道特有の制度で、12月から3月の冬期に解約した場合、所定の違約金がかかります。
物件を解約するタイミングによっては、2年未満解約違約金と冬期解約違約金の両方の負担が生じる場合もあるので注意してください。

水廻りやFFストーブ関連の特約

北海道特有の慣習として、「給排水管水抜き処置不足による損害金特約」や「水廻清掃(消毒)料」「FFストーブ分解清掃料」についても確認しておきましょう。

給排水管水抜き処置不足による損害金特約は、水道管などの凍結・破損の防止を怠ったことで物件に損害が生じた場合、ご入居者様が損害金を負担することを定める特約です。 水道管などの凍結・破損に関する注意点については、本連載のパート3で詳しくご紹介します。
水廻りに関しては、一般的な清掃とは別に「水廻清掃(消毒)料」が発生する物件が多いという特徴もあります。費用はお部屋の広さなどによって異なりますので、管理会社への確認が必要です。

FFストーブ分解清掃料は、北海道では標準設備となるFFストーブの清掃にかかる費用です。FFストーブにはガス式と灯油式があり、灯油式には煤(すす)がたまるため、清掃料がかかる場合が多いでしょう。FFストーブの注意点についても、本連載のパート3でご紹介します。

北海道でも地域差が見られる賃貸慣習

以上に挙げた項目のほか、道内でも地域差が見られる賃貸慣習についてもご紹介しておきます。

24時間サポート

近年は「24時間管理サポート」などとして、生活に関するさまざまなトラブルに24時間対応するサービスを提供している物件が増えています。
北海道の場合、その費用をご入居者様が負担するのが一般的で、金額は月額1000円程度の場合が多いでしょう。

24時間管理サポートについては、加入の有無を選択できる場合と、加入必須の場合があります。
札幌市内では、8割程度の物件が加入必須となっています。一方で、旭川市、函館市、釧路市などでは加入必須の物件が半数程度にとどまり、自治体によっては24時間管理サポートがまだ普及していない地域も少なくありません。
また、法人が社宅として契約する場合、24時間管理サポート代が交渉により免除される場合もあり、こちらも地域差があるのが現状です。

なお、ハウスメイトの管理物件では、「ハウスメイトシステム24」という独自のサービスを提供しており、ご入居者様の負担はありません。

「ハウスメイトシステム24」はこちら

契約時に顔写真が必要

契約時に顔写真を求められる点も、ほかの地域から転居される方に驚かれることが多い慣習です。道内でも地域差があると思いますが、一例として札幌市内のケースを挙げると、個人・法人を問わず、「入居者全員分の顔写真」の提出が必須になります。

この顔写真については、3ヶ月以内に撮影したものを求められることが多く、ファミリー向け物件の契約時には、店頭に家族全員が集まってデジカメ撮影をする光景がよく見られます。単身者は免許証のコピーで事足りる場合もあるように、物件タイプや入居する人数によって異なることもあるでしょう。

単身者の社宅規程について

最後に、法人が社宅として賃貸物件を借り上げる際、お部屋の広さについて社宅規程がある場合に、注意したいことがあります。

たとえば社宅規程で「単身者の社宅は30平方メートル以下」と定めているようなケースがありますが、北海道では30平方メートル以下のお部屋の数は非常に限られています。単身者用の物件が比較的多い札幌市でも、大学周辺以外では1Kや1R(ワンルーム)の物件が極端に少なく、1DKや1LDKが主流になっています。
そのため、借り上げるお部屋の広さに制限がある場合、なかなか物件が見つからないということもあるでしょう。
こういった地域特性を考えると、北海道に限っては、お部屋の広さに関する社宅規程を見直していただくといったことも現実的な選択肢になります。


以上、今回は北海道ならびに札幌市の賃貸慣習を中心にお届けしました。


次回は、ハウスメイトショップ札幌北大前店の横山司が感じた「北海道の良いところ」をご紹介します。

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